お悩み相談コーナー 

悩んでいる方、わたしにお話ししてみてください。
わたしは、何のお役にも立てないかもしれません。
でも、あなたは1人じゃない。
悩みを誰かに聴いてもらうことで、こころの中のもやもやした霧が晴れて、
そこから答えが見つかるかもしれないです。
そのお手伝いが、わたしの役目です。


投稿はこちらからお願いいたします。

※投稿された内容は匿名でこちらに掲載させていただくことがございます。

仕事に復帰するか悩んでいます。 S様よりのご投稿

今、悩んでいることがあります。
私は現在33歳で3歳の子どもと夫がいる専業主婦です。
まだ、周りの友人達をみるとバリバリと仕事をしているこが多いです。
私も結婚前は営業として多忙な毎日でした。
現在は家事と育児の日々です。
もちろん、幸せではあるのですが正直、社会に出て働いている友人達がうらやましく感じることがあります。
主人はできれば仕事はせずに家にいて欲しいようなのですがこのまま、仕事をするのをあきらめて
子どもとの時間を大切に生活したほうがよいのでしょうか。

■ チーム絆からのメッセージ 

33歳くらいになると、そろそろ人は何か社会に属して、その社会のために役に立ちたいと思うようになるのです。
それをして、「やりがい」がある仕事と思うようになります。
質問者さんのまわりには、そろそろそういう方が多いのでしょう。

でも、家庭を守り子育てをすることは、人間の本質的な幸せです。
質問者さんがそれを感じていながらも、一方で「やりがい」のある仕事を求めるのは、おそらく今がとても幸せ
なんだと思います。
わたしは先ず、自分の幸せを本当に噛みしめているのか、もう一度自問自答することが先決だと思います。


そのあとで、なにか身のまわりで、例えば地域社会とか色々なサポート団体などをリサーチして、ご自分の状況
でも出来る活動を始めてみれば如何でしょうか。
そこで新しい人との出会いがあり、素晴らしい人もきっといらっしゃると思います。
そうすれば、きっと「やりがい」が見つけられて、生活が豊かになることと思いますよ。

 人見知りは直りますか? ゆみこ様よりのご投稿

私はすごい人見知りで、初対面の人と話すのが苦手です。
何を話して良いのか、わからなくなってしまい、黙り込んでしまいます。
就職活動をしているのですが、面接でも人見知りがでてしまい、上手く話すことができません。
人見知りは克服できるものなのでしょうか?

■ チーム絆からのメッセージ 

克服できます。初対面の人と話す時、おそらく自分がどう見られるかと言うことの方に意識が行ってしまうのでしょう。
それでは自意識のほうが大きく膨らんでしまい、ますますうまくしゃべれなくなってしまいます。


まず就職の面接ですが、これは目的がはっきりしています。面接官が、あなたがどういう人か知りたいのは、個人的な興味ではなく、あくまでも業務としてです。
発想を転換して、事前に、自分が面接官だったら、どういう人を採用したいか、自分だったらどういう質問をするかを考えておくのです。
紙に書いてもいいかもしれません。そうすることによって、考えがまとまるし、自分が本来どういう人間なのかも分かってきます。
この準備がしっかりできていれば、ずいぶん状況は変わって来ることと思いますよ。


自分がどういう人間かがなんとなくでも分かってくれば、人見知りする自分も、自分と言う人間の持ち味のひとつだと思えるようになります。
それはそれでいいのです。人と比べないことです。
そのうちに、本当に、自分のことを知ってもらいたい人が現れたり、そういう状況が来ると思います。
そのときには、自然と喋れている自分を発見できると思いますよ。

 心に引っかかりを感じてしまいます。 るる様よりのご投稿

私には、3歳年上の姉がいます。
姉妹仲はよい方だと思うのですが、昔から親や親戚など身じかな人達から姉と色々比べられることが多いです。
姉のことは好きですが、どうしても心に何か引っかかりを感じてしまいます。
年齢を重ねる程、この思いが強くなり自分自身が嫌になることがあります。
どうしたら、こういう感情をなくせるでしょうか?


■ チーム絆からのメッセージ 

どうしてもこころになにか引っかかりを感じるとありますが、それは何でしょうか。
お姉さんはお姉さんで、あなたに対してそう思っているかもしれません。
私は常々、家族ほど切れない「絆」はないと思っています。
それがゆえに、お互い同士甘えてしまったり、本当に大切なことが言えなくなってしまったりするのかもしれません。
いくら家族でも、切れない「絆」があっても、お姉さんはあなたとは別の1人の人間なのです。
年齢を重ねる程…とありますが、あえて、そろそろ同じ人間(女性)として、話をしてみれば如何でしょうか。
そうすることによって、お互いが姉妹という枠を超えて、あらたに友情という「絆」も芽生えるかもしれません。
そうして支えあうことができれば、最高ですね!

 人から相談されることが多いのですが・・・ K様よりのご投稿

わたしは、よく、人から相談されます。


人とお話しするのは嫌いじゃないし、頼られるとその人のために役立ってあげたいと思うのですが、散々長話の末に、
結局、わたしの意見は聞き入れてもらえなかったり、逆に、わたしに対してキレられたりすることが多いのです。


わたしは、その人のことを親身に考えてあげてたのに、凄く時間が無駄に思えるし、どーっと疲れます。そこで、
渡辺さんに質問ですが、そんな時、カウンセラーの方はどうするのですか?



チーム絆からのメッセージ 

カウンセリングの話を致しましょう。

カウンセリングをおこなうときには、ただ相手の話を聞く(傾聴と言います)のが基本です。それがカウンセリング
そのものであると言っても過言ではありません。

では、だた、相手の言うことを聴いていればいいかと言うと、それでは話す方が、「聴いてもらった」気がしません。それではダメなのです。では、どうしたら、相手は「聴いてもらった」気がするのでしょう?

これは、相手を「受け入れる」ことなのです。ところが、相手を受け入れるって、ことばで言うほど簡単なことではありません。なぜなら、相手の話を、相手に向いあって、ちゃんと聴けば聴くほど、人は“突っ込み”たくなるものだからです。
質問者さんは、恐らくそういう状態で、実際に“突っ込み”を入れているのではないでしょうか。

でも、これは当然のことなのです。なぜならば、聴く側にも、感情があるからです。わたしにも感情がありますから、ある時は、その人の言動や考え方がどうしても間違っていると思うこともありますよ。

そういう場合でも、カウンセラーとしてはその人を「受け入れ」なければいけません。

では、その人を「受け入れる」ということは、どういうことを言うと思いますか?

相手を「受け入れる」ためには、まず、自分のこころに正直でなくてはいけなにのです。
相手の言っている言葉が、どうしても受け入れられないと思っている自分のこころまでも含めて、「受け入れる」
ことなのです。

なぜなら、聴いている人のストレスは、もしかしたら、喋っている当人よりも大きいことがあるからです。そのストレスは、悩みを喋っている側には決して解りません。聴いている側が自分で気づくしかないのです。そして、自分で自分をいたわるしかないのです。

ストレスを受けている自分のこころの声が、ちゃんと自分に聞こえていれば、たとえその人のことで感情的になったり嫌な気分になったとしても、ストレスをうまくコントロールすることができるようになって来ます。
そうすると、「ただ聴くことすらこれほど大変な、この人の、一体何に問題があるのだろう…」というような、ちょっとした
「逆転の発想」ができる、こころのゆとりさえ生じます。

質問者さんには、そういう状況が沢山あるということは、きっと人としての魅力があるのでしょう。
もしかしたらカウンセラーとしての素質があるのかもしれませんね。
この際、カウンセリングの勉強をしてみれば如何でしょうか?

 病気の母への接し方にこまっています keikoさんのご投稿

最近、母親の体調が悪く思うように身体が動かないことからイライラしたり落ち込んだりしています。
病院をかえてみたり本人的には色々と試してますが一向によくなりません。
話を聞いてあげたいとは思っているんですけどネガティブな発言ばかり口にするので、
正直、聞いていてとても疲れてしまいます。
どうやって接すればいいのか?何かアドバイスがあったら教えて下さい!


チーム絆からのメッセージ 

話を聞いてあげたいと思っているというお気持ちは、お母さんに対する愛情や優しさです。
ネガティブな発言ばかりのお母さんは、こころの中ではKeikoさんの優しい気持ちを解っていることでしょう。
それでも、愚痴しか出て来ないお母さんは、やはり、身体的にも精神的にも、参っているのだと思います。
お母さんのご病気に関しては詳しくは書かれてありませんが、治療のために複数の病院に行って色々試しているようですので、もしかしたら心身症の可能性もあります。
まず、体調を元に戻すことが先決でしょう。
ただ、突然、ご本人に心療内科などに足を向かせることは、なかなかできることではありません。
一度、近いうちに、「今日はとことん話を聞く、愚痴も何もかも、全て吐きだして!」と、お食事にでも連れ出してみては
如何でしょう?Keikoさんも、その時には本当にそうしてあげる覚悟で…。
お話をするためにお食事などで外に連れ出すのは、特別な一日という感じと、場所と時間を限定することで、結論にまで至りやすいという利点があります。

話すことで、本当に人は楽になります。
ただし、言いたいことを言えなかったり、すぐ反論にあって、言いたいことが中途半端に残るようではダメです。
「とことん吐きだして、聴いてあげるから!」
先ずはこれからやってみましょう。


 元彼とくらべてしまいます・・・ しまさんのご投稿

私は34歳のOLです。以前付き合っていた彼が忘れられず、ちょっといいなあと思ってつきあってみても、
どうしても元彼と比べてしまって、やっぱり違う…と思い長続きしません。

元彼とは違う人間だし、比べてはいけないとは思うのですが、やっぱりダメです。

このままだと結婚できないのではと不安になってしまいます。どうしたらいいでしょうか。



チーム絆からのメッセージ 

元彼を忘れられないのは、そこにまだ気持ちが残っているからでしょう。

夢と現実との違いを頭では分かっていても、こころでは認めたくないのです。

質問者さんの言葉に「ちょっといいなあと思って付き合う」とありますが、普通だったら、「ちょっといい」くらいでは
付き合わないのではないでしょうか?

実は、これは「リカバリー(回復)恋愛」と呼ばれるもので、失恋の後で、こころの修復と自尊心の回復のために
だけなされる恋愛で、男女ともに、実はよくある普通のことなのです。

ですから、この「リカバリー恋愛」が成就しないのは当然のことで、問題は、初めから成就しないことがわかっている
恋愛が続かなかったからと言って、自分は二度と結婚できないのではないか…と思うことです。

心理学用語では、これを「認知の歪み」と言って、物事の悪い面だけをみて、それがあたかも、全てがそうであるかのように思い込む、よくない状態なのです!

元彼が素敵な人だったことは解りますが、今はリカバリー中の恋愛だと気付くだけで、気分はずいぶんと変わりますよ。
だって、回復したいと思って実際にそれを実行しているあなたは、とても芯のある、いざという時に、愛する人を守れるタイプの女性なのです。
そんな方が結婚できないわけがありませんよ。信じて頑張って下さい。

 運命的な出会いはあるのでしょうか? リエさんのご投稿

Facebookで、15年振りに初恋の人とつながりました。

何か特別な縁を感じるのですが、運命的な出会いってやっぱりあるのでしょうか。


チーム絆からのメッセージ 

あります。私は全ての出会いは運命的だと思います。ちょっと大袈裟でしょうか?(笑)

「絆」の本にも書いたのですが、「絆」って初めは、小さなつぼみなんだと思います。その小さなつぼみは、大切に育てれば、きれいな花になります。

あなたのその出会いが「運命の出会い」となり、絆を育くむことができるかどうかは、早い段階から、お互いが相手にこころを開いて、一緒に、つぼみを育てることができるかどうかだと思います。一緒に育てることが大切なのだと思います。

その方が運命の人だと確信できる日が早く来ればいいですね。

投稿者様よりお返事をいただきました。!

運命的な出会いについて投稿したリエと申します。
お返事ありがとうございました!全ての出会いは運命的なんですね!
本当に人の縁って不思議です!だって毎日毎日たくさんの人と街ですれ違ったりするけど、
その中で繋がるってホントに少ないですよね?
それなのにまた私は初恋の彼と再会できた…やっぱり縁があるのかな~って感じます!

友人にこの話をしたら、哲学者の森信三氏の言葉を教えてくれました。
「人は一生のうち、出会うべき人に必ず出会える。しかも一瞬遅すぎず、一瞬早すぎず」
しかし、その後に続けて、「内に求める心なくんば、たとえその人の面前にありとも、ついにその縁は生ずるに
到らずと知るべし」出会うべき人には必ず出会えるけど、それを求める心や、努力がなければ、縁は永久に生まれないということでしょうか。

私はこれから二人でつぼみを育てていけたらいいなぁ~って思いました!
15年前にはできなかったから…頑張ってみます。
何だかとても前向きになれました!
ありがとうございました!