チーム絆、JUSTに会いに韓国出張
JUSTのママへのラブソング…






チーム絆、国境を越える…
2012年3月某日、「チーム絆」は、韓流歌手JUST(ジャスト)を訊ねてお隣の国、韓国はソウルまで行って参りました。

韓国はずいぶん長い間、わたしたちにとって、近くて遠い国でした。
われわれも最近の韓流ブームはもちろん存じ上げていましたが、
その韓流歌手のJUSTと一緒にプロジェクトをすることになるとは、夢にも思っていなかったものです。
前回、ニュースで皆様にお伝えしたように、ひょんな「絆」から、JUSTが
チーム絆代表の渡辺照子の作詞「愛してる~白い恋の物語~」と「絆~ママへのラブソング~」Ver2.を歌ってくれることになったのです。
今回韓国に参りましたのは、そのJUSTさんのお母さんがオープンしたレストランに、ミーティングを兼ねて、是非招待したいと申し入れてくれたからです。



一路ソウルへ
2011年の夏、日本の某テレビ局の紹介で、渡辺代表とJUSTがソウルで出会ってから、はや季節は巡り、
我々がソウルに着いたのは、春の予感を感じる穏やかな日でした。

これまでも韓国には仕事で何度か訪れていましたが、実際にJUSTとのプロジェクトが始まってからは初めてです。
今は、羽田空港からソウルまで航空の便もよく、大変行きやすくなった半面、逆にあわただしく、バタバタと滞在してしまいますので、
今回は、JUSTさんへの敬意も含め、もっと韓国の歴史と文化に触れてみようと、そのための時間を作りました。

先ず、我々が向かったのは景福宮。

景福宮は1395年に創建された荘厳で立派な宮殿です。日本では室町時代、世界ではルネッサンス…。
人類史上あらゆる場所で、文化が爆発的に開花した時代に建設されたものです。

韓国宮廷の雅な雰囲気もさることながら、随所にみられる意匠に、日本文化との共通項が見られます。

とはいえ過剰な装飾ではなく、どこか質素な趣が韓国の宮廷らしい所でしょうか。

天井には風水を表わす龍がかつての王朝を守っています。
天井に龍を装飾するのは日本の建築と同じですね。


チーム絆の今年のシンボルは「亀」です。
亀は世界中で縁起のいい動物ですが、今では、自然を大切にというエコロロジーのシンボルにもなっています。
この景福宮は、やはり風水に基づいて設計されているようで、宮殿の北に玄武(亀の神さま)を発見!
後で、パンフレットをみると、東西南北に龍、白虎、朱雀、玄武(亀)が配置されているようでした。

今回韓国に行って、一番感じたことは、韓国の方が本当に優しくフレンドリーということでした。
東京にも海外の観光客が沢山いらっしゃいますが、私たちも彼らのようにフレンドリーに接していただろうか…と、
ちょっと反省してしまうほどでした。

韓国はずいぶん変わりました!
こんなショットは10数年前には考えられませんでした…。

観光でソウルに来た韓国の大学生達に囲まれて…

食事は韓国の古民家で蔘鷄湯(サムゲタン)をいただける、行列の絶えないレストラン「土俗村」です。

こころから暖まるような、ホッとするサムゲタンでした。大変な活気で、あらゆる言語が飛び交っていました。
行列も納得です。



JUST(ジャスト)のお母さんと出会う



さて、今回のメインイベント、JUSTに連れられて彼のお母さんが経営するレストランへ招待されました。
ソウルの中心から少し離れた小高い丘にある高級住宅地。
その坂道の一角にJUSTのお母さんのレストランがありました。
ソウルでは珍しい高級素材のダック(鴨)専門のレストランです。

次々と出てくる料理は全てJUSTのお母さんによる手作りです。


OSTのプリンス(貴公子)とも皇帝とも呼ばれるJUSTは、今はプロデューサー業も多忙らしくて、
この日もJUSTがプロデュースして売り出し中のタレントがレストランへ来ていました。

そもそも渡辺代表がJUSTと出会った時、もちろんJUSTは「絆~ママへのラブソング~」を知りませんでした。
JUSTと彼の新曲のラブソング「愛してる~白い恋の物語~」の楽曲提供の話をした折に、
JUSTは渡辺の作った他の曲の歌詞も読んでみたいと言って来ました。

最初にJUSTが「絆~ママへのラブソング~」の歌詞を読んだとき、
JUSTは開口一番、日本と韓国は違う…この歌詞は韓国では受け入れられないと言いました。
我々は、内心「そうなのかなあ…」と思ったのですが、その時は何も言わずに、ただ歌詞を渡しました。

それからしばらく経って、次にJUSTに会ったとき、JUSTはすぐに「絆~ママへのラブソング~」を自分が歌いたい!と言って来ました。
最初はあのように言ったけれど、それは最初に読んだ時は歌詞を理解していなかったからだ…と。

「期待通りの私じゃないけれど…ちぎれるほど
あなたの指を握りしめて伝えたい…
あなたに代わる人はいない…」

JUSTは歌詞を韓国に持ちかえった後、しばらくは、あわただしく日常生活を送っていたそうですが、
ある時、突然「絆~ママへのラブソング~」の中の、この部分の歌詞が浮かんできたのだそうです。
そうしたら、突然お母さんの顔が浮かび、「期待通りの自分」じゃないのに、
いつも自分のことを100%愛して支えてくれるお母さんのことを思い、
JUSTは突然、文字通り「震えるほど」涙が止まらなかったとつぶやきました。

JUSTが「絆~ママへのラブソング~Ver2」を歌う経緯には
そんなエピソードがあったのです。
我々がJUSTのその思いを聞いたとき、いつか「チーム絆」がソウルへ行くことがあったら、
是非JUSTのお母さんにお会いしたいと思いを厚くしたものです。


JUST(ジャスト)のママへのラブソング

今回、新しくできた「絆~ママへのラブソング~Ver2」のPVを
日本から持ち込み、JUSTに見てもらいました。
JUSTも彼のスタッフも、静かに最後までPVを観て、とても気にいったようでした。

今回の韓国出張で、一番の収穫は、やはりJUSTのお母さんにお会いできたことでした。
JUSTは人の気持ちの分かる好青年ですが、お母さんにお会いしてすぐにJUSTのことがもっと理解できたように思います。

そして、JUSTが一番最初に言った、「日本と韓国は違う…」
これが全く逆であることが身を持って解りました。

だって、JUSTと一緒のお母さんの写真を見れば、何の説明も不要ですね!
母と子どもの絆は世界共通です。

最後は渡辺代表との3ショットです。


本当にわざわざ韓国まで行って良かった!
韓国も成長過程なのか、人を元気にさせるとてもいい気を感じました。
我々も歌のチカラやこころの絆を信じて、うわべだけでは無い本当の意味のケアをして行こうと
思いを新たにする旅でした。
JUSTも同じ気持ちで絆の活動をして行きたいと言っていました。次のステージには何が待っているか…。
随時皆様に発信していきたいと思います。
皆様の応援をどうぞよろしくお願い致します。



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